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J.P.モルガン ノートブック:中国が台頭、米国のバイオ医療研究に逆風

Amgenのジェイ・ブラドナー氏:「米国は中国から多くを学べる」

J.P.モルガン・ヘルスケア・カンファレンスの会場で、Amgenの研究開発担当エグゼクティブVPであるジェイ・ブラドナー氏が、米国バイオ医療産業の長期的な健全性に関わる二つの課題と機会について語りました。それは、米国政府による研究助成金(NIHなど)の減少と、中国から台頭するイノベーションです。

ブラドナー氏は「創薬は究極のチームスポーツだ」と強調し、基礎研究の揺らぎが長期的に業界全体へ影響する可能性を指摘しました。また、中国のバイオ医療分野が「契約研究から急速に進化し、今や最先端のイノベーターになっている」と述べ、政府の戦略的支援が競争力を生むことを米国も学ぶべきだと示唆しました。


ヌーバー・アフェヤン氏、米国の「反科学的風潮」に警鐘

Flagship Pioneering CEOでありModerna会長のヌーバー・アフェヤン氏は、米国で進む反科学的政策がバイオ医療分野のリーダーシップを中国に奪われるリスクを警告しました。特に、2025年にNIHとNSFの予算が大幅削減されたことを「奇跡を生む科学の機械にハンマーを振り下ろす行為」と批判しました。


米国は中国に対抗するバイオ戦略を持つべき

Biotech Showcaseのパネルでは、米国がバイオ医療産業を国家戦略として位置づけていない現状に懸念が示されました。一方、中国は25年以上にわたり「イノベーションのリーダーになる」という明確な国家目標を掲げ、臨床試験の効率化やコスト削減で優位性を確立しています。


その他の注目トピック

  • 細胞・遺伝子治療:ARM CEOティム・ハント氏は、同分野が「不安定期から持続的成長期へ移行」と発言。
  • Summit Therapeutics:PD-1/VEGF二重特異性抗体でFDAに初申請。
  • argenx:FcRn阻害薬Vyvgartが2025年に41億ドル売上を達成。
  • Vertex:新規疼痛治療薬Journavxの処方件数を2026年に3倍へ。
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